新年も、あっという間に "どんど焼き" の行事となってしまった ......

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 そうか、今日は "どんど焼き" をする日だな......、と気づかされたものだ。
 今朝、ウォーキングの帰路に自宅近所にある町内会の敷地の脇を通った時である。町内の世話役や当番役だと思しき人たち数人が、広場の中央一角にブロック囲いをしているところであった。夏場にはその場所に盆踊りのやぐらが組まれもした。
 脇によけておいた自宅の正月用お飾りも、後で忘れないように持ち込むか、と自分に言い聞かせたりした。

  "どんど焼き" とは昔から各地で行なわれる小正月の火祭りのことだ。どんと焼き、どんどん焼き、どんどさんなどとも呼ばれ、「どんど」とは「尊いもの」という意味があるようだ。
 門松、しめ縄などのお正月で使った飾りものや、祈願成就した御札、お守り、破魔矢、だるまなどを持ち寄って焼き、餅を焼いて食べたりその火にあたったりして無病息災を願うものだ。盆の行事には、迎え火・送り火というものがあるのに対して、 "どんど焼き" とは、お正月にお迎えした神様への "送り火" といった意味合いなのであろうか。
  "本式" (?)では、青竹を骨格として三角柱の櫓(やぐら)を組み、その中に藁を詰めこれに火を投じて、持ち寄られた正月飾りなどを焼く。その火の中に書初めの書を投じ、高く舞い上がると上達するとか、 "どんど焼き" の燃えさしは魔除けになるとかで持ち返って、門口に立てて置くといいというような言い伝えもあるらしい。
 火力が弱まった頃から始まるのが餅焼きであり、篠竹や枝などの先に餅を刺して、炙(あぶ)るようにして焼く。シンプル過ぎる食べ物ではあるが、吹きさらしの寒空の下で熱々の餅を頬張るのは一味違いそうだ。
 神社で神事として行われる "どんど焼き" の場合は、餅つき、獅子舞、太鼓演奏が行われたり、お汁粉や甘酒が振舞われたりすることもある。
 つい先ほど自宅の正月飾りを町内会の広場に持ち込ませてもらった。
  "本式" (?)の青竹が入手できないためか、背丈のある枯れ枝類が代用されていた。それでも3メーターほどの高さの櫓か出来上がっていて、すでに近所の家々から寄せられた正月飾りが組み入れられていた。
 火が投じられるのは夕刻となるようだ。吹きさらしの広場では世話役や当番役の中年男性たちが手持ち無沙汰な様子で世間話に花を咲かせている。火が燃え盛れば、それはそれで熱くてしょうがないのだろうが、それまで待つ間がどうにも寒そうである。いずれも腕を組んだり、身体を左右に振ったりして、寒さを堪える風情であった。
 火を扱うという "お役目" のためか、あらかじめ "何か有難きもの" を戴いて身体の内側から温めるというわけにも行かない模様である...... (2010.01.10)













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