"正月飾り" の取り付けは、今日、三十日がラスト・チャンスだそうだ ......

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  "正月飾り" の取り付けを済まし、今日の年末作業は手仕舞った。
 このところ、やや根を詰めて細々とした(修復)作業をてきたからか、妙に身体中の節々が痛み、甚だ芳しからぬ体調であった。
  "正月飾り" といっても、極めて簡略なものであり、玄関の正面上に取り付ける "しめ飾り" と、門柱両サイドに取り付ける "松飾り" だけである。

  "しめ飾り" は、旧年中の悪や邪・不浄を祓い清める意味を持つと言われている。しめ縄で作った輪っか状の飾りを中心にして、うらじろ "長寿" 、葉つきのだいだい "繁栄" 、ゆずり葉 "家系が絶えない" などの縁起ものがあしらわれているものだ。
 振り返ってみると、寂しいことに年毎に "貧相なもの" へと変遷している。いや、変遷させている、と言った方が事実に即していようか。要するに、 "形だけ" で済まそうとする、そんな傾斜が、年毎に、強まっているということである。
 この傾斜は、 "松飾り" についても同様であり、松の枝ぶりが年々スリムなものになっていることが否めない。本来は、木製門柱に釘で打ちつける。子どものころに、亡父や祖父がそうしていたことを覚えている。あいにくと、現在の家の門柱はアルミ製なので、針金や紐にて結わえ付けるほかない。そして、この松の穂に、うらじろの付いた "輪飾り" を被せるという按配となる。
 昨今は、いずれも家内が "おせち料理" の買い物にあわせて "調達" することになっているのだが、元々 "縁起物" への関心が薄い上に持って来て、いずこも変わらぬ "財政逼迫" 環境となれば、まさに "形だけ" の "調達" ということに相成るのであろう。
 ところで、これらの "正月飾り" の実施日は、今日、三十日がラスト・チャンスなのだそうである。通常、二十七、八日頃に飾るようになっているらしい。
 二十九日に立てるのは「苦立て」といって嫌われ、また大晦日に立てるのを「一夜飾り」といい、正月の神を迎えるのに一夜では誠意に欠ける、として昔から避けられて来た風習があるそうなのだ。そんなことで、今日、三十日が残された妥当日だというわけだ。
 これらを取り付けている間じゅう、今日は冷え冷えとした北風が吹き続けており、この正月はこんなふうに冷え込むのだろうか、と予感させた...... (2009.12.30)













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