最近、"Windows" から "Mac" へと "乗り換える(?)" PCユーザーが増えているとも聞く。"iPhone,iPod touch,iPad" という Apple デバイスが人気を博しているからであろうか。
 自分も、"乗り換え" とまではゆかないが、"Mac" PC( "iMac" )に親しむ頻度が増えてきた。きっかけは、例の Apple による "電子教科書" 作成無料ソフト:"iBooks Auther" のリリースである。

 ◆参照 "iPad 1"では残念にもレビューできない"Life on Earth"?! 注目のiBook2教科書! ( 当誌 2012.01.26 )
 ◆参照 米Apple社:"iBooks Auther(& iBooks2)"は"電子教科書"へのジョブズ氏の"遺志"!( 当誌 2012.01.22 )

 いざその気になって "iMac" を操作し始めると、"Windows" 操作ほどの慣れはなくとも、実に直観的に操作し易いこと、万事が "粋(スマート)" であることに気を良くしてしまう。こんなことならもっと早くから馴染んでおくべきだったと後悔するほどだ。
 しかも、昨今では、"Windows" で使っていた "アプリ" の多くに "Mac版" が登場し、それらを利用するならば "アプリ" ノウハウが活かされるのも有難い。






















 Facebook社の新規株式公開(IPO)申請で判明した同社の財務状況については、昨日も紹介した( 米Facebook上場申請で、非公表だった同社の業績が明らかに/前期比80%増成長!( 当誌 2011.02.03 ) )が、さらなる新情報が伝わっている。

 下記引用サイト記事: FacebookのIPO申請でわかった6つの新事実/WIRED JAPANESE EDITON - BUSINESS/2012.02.03 によれば、以下のお驚くべき6つの新事実が浮かんでいるという。

  1. Zynga社の大きな影響力
  2. モバイルをマネタイズしていない
  3. Twitterにならった「スポンサード投稿」?
  4. いまだに「ザッカーバーグのサイト」であること
  5. ユーザーベースの巨大さ
  6. 知的財産裁判の問題

 明るみに出た "米フェイスブック" の経営状況の "数字" は、経済不況が荒れ狂う現在の世界経済から、まるで異次元へと飛び抜けた観さえある水準だ。
 "株式上場" 自体に関しては、すでに周知の事実となっていただけに、何らの驚きもないようだが、下記引用サイト記事:フェイスブック上場申請 広告けん引、80%成長/日本経済新聞/2012.02.02 から見る一連の業績 "数字" は、今さらのように同社の "巨大規模" に目を向けさせる。

 インターネット広告収入というものがいかに威力のあるものかを知らされるとともに、業績成長率では同業種のグーグルを大きく上回っているとなると、やはり "SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)" というジャンルに立脚したことの狙いが奏功したと言うべきなのであろう。
 下記記事でも、実名で交流するネット上のインフラに近づきつつあるとあるが、まさに事実上の "インフラ(社会基盤)" としての位置づけへと進撃していると言えそうだ。

 "Amazon" は、"購入履歴" や "検索履歴" などからユーザーの "関心対象" を何らかのアルゴリズムで推定して、商品の "リコメンド" メールなどを送り付けてくる。
 "Google" は、これと類似することを 効果的な "広告表示"のために行っている。ただ、"Google" が実施しているのは検索など同社サイトとのやり取りを基にして、利用者の関心カテゴリーや年齢、性別を推測することだだという。

 その仕組みは、ユーザー側の "Cookie" に残される "アクセス履歴" が利用され、<ユーザーのブラウザに保存された Cookie の番号のみを使用して、ユーザーの Cookie に関連付けられたインタレスト カテゴリや Cookie から推定されるユーザー属性カテゴリ>【 引用記事 2 】)が判断されることになるらしい。"プライバシー、個人情報" に踏み込まれたようでやや "気色悪い" 感じが否めない。

 ところで、こうした仕組みの "Google" のアルゴリズムによる、ユーザー各位に対する "Google" の "お見立て(推定)" は、ユーザー自身が "確認可能!" となっている。次の箇所で閲覧できる。"自分がどのように推定されているか" を "確認" してみるのは、面白いと言えば面白い......。(ちなみに、自分の場合、性別が "男性" はご明察であったが、年齢は "老けて" 見られていた......)

 ◆ 参照 「広告表示設定」

 ここには、ユーザー自身が "削除または編集" 可能なかたちで以下のようなリストが表示される。

  ・興味のある広告を表示する
  ・カテゴリ
  ・ユーザー属性
  ・Cookie

 こうした "手の込んだ仕組み" が、閲覧者個人に向けた "より効果的な広告表示" にねらいがあることは言うまでもなかろう......

 今、"電子書籍" が溢れ返るように出版され続けている。そんな中で、"電子書籍" とは一体何であるのか? いや、それ以前に "(紙の)本" とは何であり、何であったのか? という問いもまた改めて浮上していそうだ。
 技術のイノベーションに任せて、何でもあり、で良さそうな気もしないではないが、こうした問いに耳を傾けて何らかのベクトルを探ってみることも興味深い。

 今回レビューしてみたい下記引用のサイト記事: <「本」は物体のことではない。それは持続して展開される論点やナラティヴだ - 読むが変わる from 『WIRED』VOL.2/WIRED JAPANESE EDITON - MAGAZINE/2012.01.28 は、広範囲に渡って淡々と述べられているかの印象だが、意外と含蓄があり示唆的だと思えた。
 語り手の主要な関心事と思われる「本とはなんだ」という再定義が必要というポイントに目を凝らしてみると、三つのキーワードが注目されて良いかと思えた。 ナラティヴ(語り/ストーリー) ソーシャル キュレーションの三つである。

ナラティヴ(語り/ストーリー)

 「本」は、その物体のことを指しているわけではない。「本」とは、持続して展開される論点やナラティヴ(語り/ストーリー)のことだとされる。

 このナラティヴ(語り/ストーリー)という表現には大いに共感を覚える。
 "ナラティヴ" とは、物語、物語文学のほか語りという意味があるが、"主体的に語る" という意味が適切ではないかと思う。最近は、"ナラティブセラピー (Narrative therapy)" という精神療法もあるらしいが、自分に軸足を置かない客観に対して、"自分=主体" に立脚した( 自分の "視座" を持った! )語り、それが "ナラティヴ" の本質であり、また "「本」" の正体ではないのかと......。

ソーシャル

 「本」は、"読む" こと、"書く" ことの両面において "ソーシャル" な性格を持っていること。

 書き込みをしたいし、カット&ペーストしたいし、読んだものを「シェア」したい。タブレットの登場によって、こうしたことがより簡単になった。つまり読書は「ソーシャルな行為」になった

 <考えてみれば、かつて読書という行為はソーシャルなものだった。字が読める人が少なかった時代、読書は読める人が読んで聞かせる行為だったからだ。そしていま、読むという行為は、またソーシャルなものになりつつある。テキストや本はネットでシェアされ、テキスト同士はハイパーリンクでつながっている。

 メディアはよりソーシャルな存在になってきているいま「書く」ということがよりパブリックな行為となって、読者から連絡があったり、書く過程をツイッターで中継したり、「書く」ことに付随する行為も変わってきている。紙の媒体では刷ってしまったら修正はできないが、いまの世の中では、自分の作品を半永久的に修正し続けることも可能
 元来「本」というものが持つ "ソーシャル" な性格が、今 "電子書籍" によって蘇ったと見てよいのだろう。

キュレーション

 "キュレーション(Curation)" とは、<「情報を価値付けし、情報と情報をつなぎ合わせて新しい価値(文脈=コンテキスト)を生み出す」という行動や概念>( 参照 スマホとは"機能をキュレートされたデバイス"!/"キュレーション"概念に注目!( 当誌 2011.08.31 ) )だと理解するなら、「本」(「雑誌」だけではなく)と "キュレーション" とは別物ではないかと思われる。

 「雑誌」とは、アイデアや視点の集合体を、編集者の視点を通して見せるというものぼくが今後「雑誌」を作るとしたら世界でいちばん高い雑誌」そこでは、究極のキュレーションを目指す

 10年後には「本」そのものは基本的にすべて無料になる。そして会員は、本をガイドしてもらうというサーヴィスに対して定額の会費を払う。......このようになっていくと、生身の人間の「ガイド」の存在価値もあがるだろう。アルゴリズムよりすぐれたガイドが欲しければ人間を雇えばいいわけだ。今後、アルゴリズムと人間のキュレーション

 以上の三つのキーワードが照らし出している点は、アバウトに過ぎるかもしれないが、「本」というものは "人間としての視座" から産出されるものだという点なのかもしれない。

 "ソーシャルメディア" における "口コミ" の価値を悪用する "やらせ(業者)" 問題については、これまでにも何回か書いてきた。

 ◆ 参照① SNS:"やらせ業者"の横行!残念ながら虚偽・不正広告行為には法的責任追及要か!?( 当誌 2012.01.06 )
 ◆ 参照② 消費者庁、"ウソ"クチコミに警告/"役所の介入"よりも"炎上"の方が恐怖のはず!( 当誌 2011.12.19 )
 ◆ 参照③ ソーシャルメディアを欺く"やらせ"工作を許すな!稼げれば何でもやる破廉恥さ!( 当誌 2011.12.13 )

 防止対策の決め手を欠くかのように見える推移の中で、"信用できる口コミ" は "実名登録サイト( not 匿名型サイト)" なり! という一つの調査結果が出ている。( 下記引用サイト記事: フェイスブックに高い信頼=口コミ情報、実名を評価-利用者調査/時事ドットコム/2012.01.28 | 商品購入時にFacebookの口コミを信用する人は76%、ビルコム調査/INTERNET Watch/1012.01.25

    ・ 「フェイスブックの口コミ」を信用する............76%
    ・ 価格比較などの口コミ専用サイト........................67%
    ・ 商品販売サイト................................................64%

 やむを得ない結果だと言うべきか......。
 ただ、"匿名型サイト" には "ホンネ" が言えるという長所があるだけに、こうした傾向は、ちょっと考えさせられるところでもある......。聞くところによれば、"匿名型サイト" への善意の投稿が、すでに "差し控え" られていたりしているとのことだが、残念なことである......。

 ツイッターは、昨年の中東の民主化運動「アラブの春」で、民衆が連帯して政府に対抗するのに大きな役割を果たしただけに、ある国の法律に違反する書き込みが行われた場合、その国では見られなくする措置をとるという突然の発表は、小さからぬ波紋を呼んでいる。
 たとえ、"国ごとにとられる措置" だとは言え、"検閲" 問題が大いに懸念されるからだ。
 批判の矛先は、政府が国民の目に触れさせたくない情報の検閲につながる恐れに向けられている。

< 法律違反の短文投稿は削除 ツイッター社、検閲助長の恐れ

 【ロサンゼルス共同】短文投稿サイトを運営する米ツイッター社は28日までに、ある国の法律に違反する書き込みが行われた場合、その国では見られなくする措置を開始すると発表した。政府が国民の目に触れさせたくない情報の検閲につながる恐れがある。

 ツイッターは昨年の中東の民主化運動「アラブの春」で、民衆が連帯して政府に対抗するのに大きな役割を果たしただけに、ツイッター社に対して批判が出ている。

 AP通信によると、「国境なき記者団」はツイッター社の措置に「極めて失望」と表明。中東からはツイッターのボイコットを呼び掛けるメッセージが多数書き込まれた。
法律違反の短文投稿は削除 ツイッター社、検閲助長の恐れ/【共同通信】/2012.01.28


 米Apple社が、<電子教科書や電子教材で教育を変えること>を目指すアプローチは何かと波紋を呼んでいるかのようだ。( ◆参照 ①、◆参照 ② )

 ◆参照 ① "iPad 1"では残念にもレビューできない"Life on Earth"?! 注目のiBook2教科書!( 当誌 2012.01.26 )
 ◆参照 ② 米Apple社:"iBooks Auther(& iBooks2)"は"電子教科書"へのジョブズ氏の"遺志"!( 当誌 2012.01.22 )

 そして今度は、Appleの電子書籍作成ツールiBooks Author使用許諾契約書(EULA)をめぐって批判の声法的には無効といった指摘の声が上がっているという。( 下記引用のサイト記事:iBooks Authorの使用許諾契約書、法律違反の懸念を招く/Slashdot/2012.01.27 より )

 Mac PC で無料配布されている 電子書籍作成ツールiBooks Author は、米Apple社が推し進めようとしている "電子教科書" 路線ての進展を加速させるための重要な "布石" であろうことは良く分かる。
  "iBooks 2" 向けの "電子教科書" 制作者の裾野を広げておきたいとする意図は、誰の目からも見える。
 しかし、どうもいろいろな "問題点" が浮上しているようにも見える。
 期待するところが大きいために気になるからか、先日も以下のような感想を書いた。

<ふと感じるのは、米Apple社も結構 "勇み足(?)" 気味なのかなぁ......、という印象である。もっとも、スピードこそが生命線である IT 業界では、何よりも "先鞭をつける" ことが "決め手" だとされるから、いわば "勇み足(?)" は定石だと言えるのかもしれないが。......だが、ユーザーとしては、目前の課題を "確かな足取り" でこなしてもらいたいものだ......>( ◆参照 ① )

 "不透明感" を残しているとされるAppleの電子書籍作成ツールiBooks Author使用許諾契約書(EULA)問題については、どういった対応策が講じられるのであろうか、目が離せない......

 下記に抜粋引用したサイト記事( 弱いつながりが多様な情報伝播を加速する:ソーシャルネットワークの役割と可能性/Social Media Experience/2012.01.25 )の理解に当たっては、日常的なリアル生活での場面を引き合いに出すと分かりやすいかもしれない。
 驚きにつながるような "新鮮な情報"(情報の多様性) は、一体、どこからやってくるのか、という話だ。当然という感があるが、四六時中居合わせている "家族" や、頻繁につき合っている "友人" などからは、意外とそんな "新鮮な情報" を聞かされることはない。
 むしろ、偶然に遭遇したり、 "久しぶりに会った知人" などから、その知人の近況のみならず、思いがけない "新鮮な情報"(情報の多様性) を知らされる......、というようなことがままあったりするものだ。

 "ソーシャルメディア" で言うならば、 "家族"・"友人" などとの関係が頻繁に連絡をとる「強いつながり」、"久しぶりに会った知人" などとの関係が滅多に連絡しない「弱いつながり」となる。
 で、"ソーシャルメディア(Facebook)" においても、"新鮮な情報"(情報の多様性) が舞い込んでくるのは、どちらかと言えば滅多に連絡しない「弱いつながり」からだと言うのである。
 しかも、Facebook の場合、「弱いつながり」による情報の伝播力は著しく増幅されるのだそうだ。
 と言うのも、Facebookの友達は、強いつながりよりも弱いつながりの友達のほうが多い傾向にある。よって、弱いつながりが集まることでシェアする回数としては増えるからだと言う。

 "ソーシャルメディア" には、"情報の共有性" と "情報の伝播力の増幅" という機能的特徴がある。
 そして、どちらかと言えば、"情報の共有性" の面が注目されがちなのかもしれない。そこから、頻繁に連絡をとる「強いつながり」に目が向きがちともなっていそうである。
 また、ここに潜むデメリットとして、"蛸壷化" 現象(仲良しの友人からの情報を見たりシェアするだけで、多様な情報の流通を阻害する、閉じられた音響空間のようなものだ)との指摘がなされることがある。

 だが、これまで、いわば "脇役" 視されてきた滅多に連絡しない「弱いつながり」に目を転じてみると、そこには、"新鮮な情報" の流れと、"情報の伝播力の増幅" という点での大きなメリットが横たわっている、と強調されるのだ。

 最近、"Google キーワード検索" に "疑問" を感じることが多くなった。と言っても、"Google キーワード検索" の客観的事実は、"確かめようがない(?)" ので、"疑問" と感じてもそれは "感触" 的レベルでしかない......。
 "疑問" の中心は、"検索結果" として表示されるものが、どこまでが "有料広告" によるものであり、そうでないものがどう扱われて "検索結果" として表示されているのか、その辺の識別がよく分からないのである。

 そんなことで、下記サイト記事( グーグル検索の変化--問われる検索結果の関連性/CNET Japan/2012.01.19 )を引用してみた。
 しかし、それでもよく分からない。
 検索によって生成される結果の大半は、呼び名はどうあれ広告にすぎないとか、いずれにせよ、検索結果の関連性は下がったということ以外の "納得できるメカニズム" が今ひとつよく分からないのが残念でならない......。

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